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キオクは面白いもので、いつもは忘れているのに、何かをきっかけにふと蘇ってきます。

私は2年以上前のキオクがほとんどありません。

歩いた道の凸凹の様子とか、
建物に触った時のひんやりした感触とか、

そんな変なことはいつまでも覚えてるんですけどね。笑
高校生のクラスメイトの顔や名前なんて、今でも会ってる人意外、覚えていません。笑

 

お正月休み、実家に帰省していた私。
そこで姪っ子が私に虹の絵を描いてプレゼントしてくれました。

帰省先から戻り、自宅の薄暗いダイニングで夜のコーヒー休憩。
テーブルの上に置いてあった姪っ子の虹の絵が目に入りました。
そして、ふと私にキオクを蘇らせました。

今日はちょっと子育てネタを離れて、そのキオクのお話をさせていただこうと思います。

 

・・・

今からさかのぼること5年、入社2年目の冬のことでした。
職場の上司の指導方法に付いて行けず、暗闇に沈んでいた時期がありました。

帰宅後すぐ、換気扇を回し、タバコがフィルターぎりぎりになるまで吸い尽くす。
そして、また次のタバコに火をつける。
お気に入りは、セブンスターのミディアム。

そんな作業を、延々と悶々と5時間。

この頃、私はすすきののノルベサ近くに住んでいました。
キッチン横の細い縦窓から、そんなノルベサのカラフルなライトが曇りガラス越しに見えていました。
換気扇の音に集中しながら、視線はノルベサへ。

カラフルな色がノルベサの動きに合わせてチラチラと曇りガラスの凹凸を走っていました。
焦点も定まらず、ひたすら色を追い続けました。

何も考えず。
空っぽな頭で、ただ、換気扇の音と曇りガラス越しのノルベサ、タバコの煙が肺に入ってくる感覚に集中する時間。

・・・

この頃の私は、本当に真っ黒でやばかったんです。

あ、ノルベサってすすきのにある観覧車です。
「〜べさ」って、北海道弁です。笑
乗るべさ〜!
 

笑えなくなって、何もかも面白いものが消えました。
周りのみんなが笑っていても、ただその映像を画面越しに眺めているようにしか思えず、一緒に笑うことができませんでした。

そうそう、私も4年前まではタバコ吸ってたんですね。
肺に煙を入れた時に感じる、グッとくる感覚が、いまでも忘れられません。
たまに吸いたくなる時があります。

うっ ・・・ いけない、いけない。

 

いいキオクも、わるいキオクも、私の色になってからだからにじみ出ているのでしょうか?
辛かったことも、私のいい味になってくれていることを祈ります。

 

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