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「年収103万円の壁」徹底解説!所得税免除のカラクリとは?

2016年5月13日制度・法律のお話

今回は、「年収103万円の壁」とはなんなのか、また、年収103万円以下の方が所得税の支払いが免除されている件について、そのカラクリを詳しくご説明します。

年収

最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
 

「年収103万円の壁」とは?

「年収103万円の壁」とは、

社会保険料を支払う必要がい

配偶者控除が受けられる

所得税も免除される

これらが適用される範囲の年収の限度額のことを言います。

年収の境界線にはこんな種類のものがあります。

主婦の方の年収額 境界線のキーワード
100万円以下 住民税(4000円前後)
103万円以下 配偶者控除、所得税免除
130万円以下(注1) 社会保険料控除(健康保険料、厚生年金保険料)
103万円超 141万円未満 配偶者特別控除(注2)

注1)2016年10月から、ある条件の元に「106万円」に引き下げられる予定です。
注2)「配偶者控除」と「配偶者特別控除」を重複して適用を受けることが出来ませんのであしからず。
 
 

配偶者控除ってなに?

14種類有る所得控除のうちの1種です。

奥様の収入が年収103万円以下の場合、ご主人の年収に対して、「課税される所得金額」から「38万円」を差し引き、ご主人の納税額を減らしてくれるという制度です。

ただし、奥様がご高齢の場合、または障害をお持ちの場合は、差し引かれる金額が異なります。

納税者に所得税法上の控除対象配偶者がいる場合には、一定の金額の所得控除が受けられます。これを配偶者控除といいます。(国税庁ホームページ「No.1191 配偶者控除」より)

 

なお、控除対象となるには、4つの条件があります。

控除対象配偶者とは、その年の12月31日の現況で、次の四つの要件のすべてに当てはまる人です。

(1) 民法の規定による配偶者であること(内縁関係の人は該当しません。)。
(2) 納税者と生計を一にしていること。
(3) 年間の合計所得金額が38万円以下であること。(給与のみの場合は給与収入が103万円以下)
(4) 青色申告者の事業専従者としてその年を通じて一度も給与の支払を受けていないこと又は白色申告者の事業専従者でないこと。
(国税庁ホームページ「No.1191 配偶者控除」より)

ちなみに、青色/白色申告者とは、自営業やフリーランスでお仕事をしており、自分で確定申告を行うような方達のことです。
 
 

所得税が免除になるカラクリって?

あなたは、「私は年収103万円以内だから所得税は払わなくていい」と思っていませんか?

実は違うんです。

「支払額がゼロになる仕組み」になっているだけなんです。

パートタイムにより得る収入は、通常「給与所得」と呼びます。

この「給与所得」から、各種控除額をさいし引いた額に所得税がかけられます。

所得税は以下の式で求めます。

式1 年収 – 給与所得控除額 = α
式2 α – 所得控除額合計 = β
式3 β × 所得税の税率 – 控除額(※)

※)税率に応じて一定額控除されます。年収が「195万円以下」の場合、「0円」なので今回の計算には影響しません。

この計算式に、「年収103万円」を当てはめるとこうなります。

式1 103(年収) – 65(給与所得控除額 ※1) = 38
式2 38 – 38(基礎控除 ※2)= 0

※1)年収が「162万5,000円以下」の場合、給与所得控除額は一律「65万円」になります。
※2)基礎控除とは、誰でも受けられる控除のことで、こちらも一律「38万円」になります。

つまり、課税対象額が「0」となるため、結果として所得税を支払わなくて良いというカラクリになっています。
 

用語集

1 給与所得
2 給与所得控除額
3 所得控除額合計
4 所得税の税率
5 税率

 

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(END)


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